出生前の診断は十分な理解が望まれる大事な判断

新型出生前診断というのは妊婦の血液から胎児の染色体異常がわかるものです。これの問題点は十分な認識がなく検査が行われて安易な判断が起きることということで導入に慎重になっている。異常が見つかっても根本的な治療法がないために、十分な情報がないままに妊婦が判断して生命の選別につながる心配がある。実施施設は十分な遺伝カウンセリングが出来る施設に限定される。検査の対象は羊水検査と同じで、染色体異常の子供出産経験があること、高齢出産であること、ということに限定している。さらに難しい問題でもあるので国の関与も求めている。常染色体に異常が起きると生きて生まれてきた場合でも知的障害や奇形などの障害を持つ。ダウン症、口唇裂、口蓋裂、染色体によって、さまざまな障害が起きる可能性がある。妊娠というのは、さまざまな異常を起こす場合がある。流産、早産、過期産、急速遂娩。切迫流早産、つわり、妊娠悪阻、全て大変なものです。進行流産をふせぐために、人によってはウテメリン、ウテロンの点滴などが行われ副作用が強い場合もあります。子供を産むということは心身ともに大きなことです。何も問題なければそれにこしたことはないが、どんなことが起きるかどのような体の変化が起きるか分からない。新しい命が出来るというのはとても意味のある、大きなことです。


気をつけなければならない感染症が流行しだしている

ノロウイルスが流行しているというニュースがやっていました。非細菌性急性胃腸炎を引き起こす一種で貝類の摂食で食中毒になる原因だったり、感染した人の排泄物や吐いたものや、それが乾燥したものから出るもので経口感染する。集団感染する可能性の高いものだ。症状は、嘔吐、下痢、発熱。主な症状は激しい吐き気に腹痛、下痢、悪寒。吐きだす前から胃にもたれを感じることがある。この症状は1.2日で治ってくるが、老人や小さな子供は長引くことがある。感染しても発症しないで風邪の症状のみが現れることがあるが、人にはうつります。感染経路は、飲食物から食中毒を起こしたり、水からだったり、人の手などからだったり。衣類や寝具、家庭用品の表面でも数週間の間ウイルスは生存する。食べ物だとカキやアサリやシジミなどの二枚貝が原因になるものが最も多いと言われてきています。ノロに対する有効な薬は存在していません。下痢がひどい場合は脱水にならないように輸液をしたりします。家庭ではスポーツドリンクを一肌に温めてから飲むというのがすすめられている。ない場合は0.9パーセントの食塩水をあたためて飲む。電解質を含まないものは体の吸収が遅いので薦められていない。飲食物を扱う人間が十分な衛生管理をしていると感染予防につながる。免疫は1.2年で失われるといわれている。手洗いと調理器具を衛生に保つことが重要です。石鹸やエタノールには抵抗性が強いが手洗いで物理的に洗い流すことが良しとされる。60度で30分の加熱では菌はなくならず、85度以上1分の加熱で消滅することができる。食べ物は加熱して、器具などは消毒をすることが大事だ。ドアノブやトイレや蛇口や手すりなどもうつりやすいので汚れを落として消毒するとよいです。布などの場合はスチームアイロンも活用できます。


雪の中や氷の上でするスポーツは当然ながら注意も必要

ウィンタースポーツシーズンです。地域によっては積雪量がすでに200センチを超えています。主にスキーやバイアスロンやスノーボード。クロスカントリーやホッケーなど雪の上でするもののことを言います。スケートやカーリングは氷の上だけどそういうのも含まれます。オリンピックなどにある競技だけではなくて遊びのレジャーもそういうことになります。北海道や東北、日本海側の県にスポットがたくさんありますね。今時期でもニュースを見ていると遭難の問題なども放送されていました。バックカントリーなどの自然の雪山を滑るスタイルは特に気をつけなければならないかと思います。徒歩や何かの手段で上に上っていきオフピステを滑る。素人にはなかなかできることではなく、高度な技術と経験がないと危険です。好きな人にはたまらない感覚なんだそうです。こういうことをするときは雪山登山と同じような装備も必要です。バックとかも専用の板が固定できるものがあります。一本堂は寒いのは好きではないのですが、しっかりと着込めばまるで変わるものですね。この国には24道府県546市町村の豪雪地帯があります。特別豪雪地帯指定になっているのは国土の約20パーセントです。びっくりするようなほどに積もるところがある。世界屈指は北アメリカのカスケード山脈です。無茶をしすぎないように綺麗な景色を堪能しながら楽しんでいかないとなりません。今年は都内とかになるといつ頃に降りだしてくるんだろうな。多いような気がする、と毎年言っている気がします。